一口に「頭痛」と言っても、「ズキズキする」や「頭が締め付けられる」というように、人それぞれ痛みの表現の仕方は違っても、具体的に頭痛の原因はおおよそ3種類であり、「ウイルスによる発熱等による頭痛」を除けば、後述する2種類に大別されると当院では考えています。

上記の様に色々な種類の腰痛があり、痛みの場所・症状によって別々の施術法が必要になります。

頭痛の種類

  • 筋膜性の頭痛
  • 脳硬膜の緊張・拘縮による頭痛

ここからは当院での判別と具体的な施術内容をご説明します。

筋膜性の頭痛

例として「むち打ち症状による頭痛」というのが分かりやすいので、具体例としてご説明します。

こりから発生する頭痛も、この種類になります

むち打ち」とは突然、背後から追突されたことで、首が前後に振られてしまい、首の前部に付着している「胸鎖乳突筋」が引き延ばされ、痛めてしまうことによって発生する頭痛で、「心臓の拍動」の様な断続的な痛みが特徴です。

胸鎖乳突筋

この症状の場合は、「胸鎖乳突筋」に対する直接的なアプローチで改善が望めますが、全ての頭痛の共通事項ではありません。

当院では、首の可動域検査等」から「筋膜・筋肉の緊張等」から来る痛みか?

もしくは「骨格(頸椎・胸椎)の変位」による痛みか?を判別し、施術を行っていきます。

こちらに関しての頭痛では、大抵はその場で改善し、痛みは治まりますが、念のために数回程度の通院をお願いしています。

脳硬膜の緊張・拘縮による頭痛

こちらの頭痛は非常に複雑で厄介な痛みであり、痛みの発生要因も「気圧・ストレス」といった要因であり、筋膜性と違って具体的な要因がなく、しばしば「原因不明の頭痛」等といわれます。

具体的に言うと、「脳を包んでいる硬膜が緊張・拘縮していること」が要因であり、こちらを弛める以外に根本的には取りされない症状なので、対処療法的に頭痛薬等でその場を凌ぐといった方が多いです。

硬膜~軟膜図

痛みの感じ方も人それぞれで、「頭が締め付けられる」や「頭が重たい・鈍痛」といった表現をされる方が多い印象です。

クレニオセイクラルセラピー終了証

当院は都内でも大変珍しい、「アプレジャー・インスティチュート・クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)」を行っている認定院です(CST1・CST2・SER1所持)。

上記の施術法は直接、脊髄硬膜の拘縮・緊張を弛める」施術(セラピーであり、根本治療が見込めるセラピーです

クレニオセイクラルセラピーは少しずつですが、直接的に「硬膜の緊張・拘縮」を取り除いて行くのですが、ご年配の方ほど治療期間が必要になってしまいます(別の項で詳細)